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湯川サ高住ブログ「さんのーがーハイ!!」2022年5月

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消防訓練にまつわる話.png

相談員の上条です。
ヘルスケアホーム湯川では、年2回の消防訓練・防災訓練を実施しているのですが、訓練を実施するためには訓練計画を作成して消防署に提出をしなければなりません。
今回は、そんな訓練計画にまつわるお話です。

新型コロナが流行してからのこの2年間の話なのですが、消防や防災を考える際には、感染対策についても一緒に考えなければならない状況になっております。
分かりやすい例としましては、避難所でのクラスター発生などが挙げられます。他には、大声を出して避難誘導というのも、今は好ましくない行動になるのかも知れません。
ですので、消防訓練、防災訓練の在り方も変わってきています。

コロナ禍以前は、消防隊員の方々に訓練の状況を見てもらい、総評を頂いたり、改善点を指摘して頂いたりしていました。また、特別講義を開催して頂くこともありました。

消防訓練①.png消防訓練②.png

写真は、コロナ禍以前の消防訓練の様子です。地域の方も参加されており、写真からも非常に濃い訓練内容であったことが窺えます。

現在、消防隊員の派遣依頼は自粛しております。
また、消防署に訓練計画を提出する際に、消防署員の方に訓練内容の相談をさせて頂くのですが、実際の火災に近いシチュエーションでの大規模な総合訓練ではなく、少人数での訓練を提案されます。具体的には、各班ごとに分かれての個別訓練や、訓練日を複数日設けての実施みたいな感じです。または、ワチャワチャと動かないで実施できる座学での訓練なども一つの案として教えて頂きました。

消防訓練③.png
訓練計画を提出するために消防署を訪れた私。

そんなわけで色々と書きたいのですが、
『コロナ禍で内容の薄い訓練しかできなくなった。』
この一言が、私の悩みです。

しかし、今期の消防訓練には、力強い仲間が参戦してくれました。
当ブログでも紹介させてもらったことがありますが、昨年、黒崎から異動してきた松尾介護士は地元の消防団でも活動しております。
今回より、消防計画の打ち合わせに入ってもらいました。

消防訓練④.png消防訓練⑤.png

松尾介護士は、実際の火災現場も経験しているとのことで、知識は豊富。訓練について話し合う中で、これまで私が素人なりに学んでいた知識も、かなりアップデートされました。

ちょっと紹介しましょう。

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【私】排煙窓は煙を排出するために火災時は開放する。

【松尾】補足すると、火災発生時は、早い段階で開放しておかなければいけない。排煙窓を開け忘れた場合で、ある程度火が回ってしまっている時は、むしろ開けないほうがよい!火災現場に酸素が取り込まれ、火の勢いが俄然大きくなってしまう。
(いわゆるバックドラフト)

消防訓練⑧.png

【私】煙は上に上がっていくので、避難後は非常階段の防火扉は閉める。

【松尾】補足すると、防火扉を閉めても、エレベーターやリフトの隙間からは煙が上がってくることがある。避難誘導時、エレベーター付近には注意する。

消防訓練⑨.png

【私】不完全燃焼の黒い煙を吸うと、一酸化炭素中毒になるが、模擬の煙の用意は難しいので、訓練の内容の中に取り入れ難い。煙の危険さや逃げ方をどう伝えればよいか...。

【松尾】実際に現場で黒い煙に遭遇すると、ゴムの焼ける臭い、木が焼ける臭い、化学薬品のような臭いなどをまとめたような強烈な臭いがするし、そもそも熱いので、本能的に吸うような行動をとることはないと思われる。煙の危険さや逃げ方は伝えるべきだが、訓練で過度に心配はしなくてもいいのでは?

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【私】ヘルスケアホーム湯川の散水栓は、ノズルで操作できるタイプなので、一人で操作可能!

【松尾】一人で操作できるタイプでも、可能であれば、バルブの操作担当と消火担当の2名で行うほうがよい。緊急時は、操作を忘れることもあるし、散水栓は水が勢い良く放射されるので(館内のものはそこまで圧は強くはないらしいが...)、ノズルの保持ができないと、二次災害が発生する。不測の事態に対応できるように、可能であれば2名がよい。
また、室内の散水栓を使うと周辺の家具は吹き飛ぶし、窓ガラスに当てると圧でガラスが割れるので、きちんと使い方を説明しておきたい。

というわけで、そう言えば、過去に一度もやったことない散水栓の使い方を訓練内容として採用しました。事前に私も教えてもらう。

消防訓練⑫.png

放水の圧力に負けないように、ホースを腰にあてるとのことです。当てる場所は火元。煙や火炎の上のほうにかけても意味がない。
地域の消防団員として活動している職員が計画に入ってくると、非常に勉強になりますね。

消防訓練⑬.png

当日の放水体験。

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担当者ロゴ上条②.png

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